23年11月新刊★まっくらぼん
風のつよい夜。
海辺の小さなまちに停電がおきました。
「こわい！」
すみちゃんは目をとじました。
そのとき。
「ぼくと ともだちに なると こわくないよ。」
そこにいたのは、まっくらでおおきないきもの。
まっくらぼんです。
まっくらぼんはすみちゃんをのせて、外へでました。
しおかぜに乗って、まっくらな方へ。
空いっぱいに、きらきらとかがやく星。
まちなかの、いろんなにおい。
風で、葉っぱがこすれる音。
まっくらだから見える、聞こえる、感じる、触れられる――
なにげない毎日がいとおしくなる絵本。
まっくらが怖い子も、『まっくらぼん』を読んだら、
きっとまっくらが怖くなくなります。
★11月17日頃発売！
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まっくらぼん
目をこらせばそこにいる一夜のファンタジー
