5月22日(日)

風香る5月、滋賀県彦根市に講演会とサイン会に行ってきました。
夏を思わせる暑さの中、新幹線で米原駅へ、そして在来線に乗り換えて、会場のある南彦根へ。

彦根といえば、彦根城とひこにゃん!

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電車の窓からお城は見えませんでしたが、彦根駅の前には、城下町らしき風景がチラリと見え、ワクワク感が高まります。

南彦根の駅に到着したのは、正午すぎ。今回のイベントを主催された、滋賀県書店商業組合・彦根支部の方にお出迎えいただき、会場となるビバシティ彦根に向かいました。
ビバシティ彦根は、ファッション・雑貨や飲食店、映画館など多彩なお店が集まった大きなショッピングモールです。今回はその中にあるビバシティホールで、あんびる先生の講演会とサイン会が行われました。

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13:30、講演会スタートです。今回ご参加くださったのは約70名。お嬢さん連れの親子連れが多い中、男の子のお子さんの姿もちらほら見受けられました。

あんびる先生の子ども時代から、会社勤めを経て作家になるまでのおはなしや、作品を描くのにどんな道具を使っているかなど、スライドを使っての説明に、皆さん興味シンシンのご様子。

下絵のえんぴつ線を消す「消しゴムかけ」の作業には、たっぷり数時間がかかって、新品の消しゴムを丸1個使い切ってしまうほどなんですよ、というあんびる先生のご説明に、驚きの声も出ていました。

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講演の合間には、「なんでも魔女商会クイズ」も登場。「このデザイン画はどの作品のものでしょうか?」という質問に、わかった人が次々と手を上げてくれました。正解された方には、記念品の特製カードをプレゼント! 作品名だけでなく、登場人物の名前も、しっかり覚えている方が複数いらして、皆さん作品を何度も読み返してくださっているんだな~と、とても嬉しく思いました。

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最後は、あんびる先生とのじゃんけん大会です!
壇上のあんびる先生と客席の皆様とでじゃんけん対決。勝ち残った方に、すてきなプレゼントが先生から贈られました。今回は、つきそいの大人の方が勝ち残るケースが多く、お子さんから「お母さんずるい~」と言われていて、思わず笑ってしまいました。

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講演会のあとは、おまちかねのサイン会です。会場で本をお求めいただいたファンの方が、たくさん並んでくださいました。絵本を選んだ小さなお子様から、「ルルとララ」「魔女商会」を手にした小学生、10年前からのファンですといって「アンティークFUGA」にサインしてもらう高校生など、幅広い年齢層のファンの方にお会いすることができました。

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また、スケッチブックに魔女商会1作品ごとの絵をていねいに描いて1冊にまとめたものを持ってきてくださった方もいらっしゃいました。

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あんびる先生を前にすると、緊張して固まってしまうお嬢さんもいらっしゃいましたが、先生がひとりひとりに声をかけて、お話をするうちに、緊張もほぐれて、自然な笑顔に。本にお名前とサインをしたら、記念写真をいっしょにパチリ。お土産の特製キラキラポストカードを受け取って、大喜びする姿がとても印象的でした。

イベント後は、ビバシティのお店でしばしのお買い物タイム。滋賀ならではの食材はないかしらと探していたところ、見つけたのは「近江牛」。暑い日に持ち帰るのは難しいかなと、今回は泣く泣く断念。なかなか滋賀らしいものを見つけられないでいたところ、インスタントラーメンコーナーで「近江ちゃんぽん」なるものを発見!もちろん先生も岩崎書店スタッフも、自分用のお土産に買いました。

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お世話になった皆さまと懇親会で、美味しいお食事とビールをいただいた後、東京へ帰ることに。帰路は、ヨシダ書店さまのご厚意で、なんと彦根のミニ観光が実現しました!車で琵琶湖から彦根城を周っていただき、米原駅まで。夕焼けで赤く暮れなずむ琵琶湖の風景と、彦根城を車窓から堪能することができました。

事前準備から当日のイベント運営までお世話くださった、滋賀県書店商業組合彦根支部の皆さま、取次のトーハンさま、日販さま、100周年の記念挨拶をしてくださった彦根市立図書館館長さま、そしてお忙しいなかご参加くださいましたファンの皆さま、おつきそいくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

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