
はしるチンチン
| 対象年齢 | 3才 〜 小学校低学年向け |
| 価格 | 1365円(税込み)/本体1300円+税 |
| ISBN | 978-4-265-07022-0 |
| 判型 | A4変型判 22.0×25.0 |
| ページ数 | 32頁 |
| 初版年月日 | 2009/05/01 |
| NDC | 913 |
| ジャンル | 絵本 |
| 教科 | − |
コウキくんは3歳。ある朝、着替えの途中にフルチンで走り出します。街を抜け、海を越え、異国を行きすぎ、気がつけば満天の星空…。著者の新境地となる生命の賛歌。
『SO-EN』(2010/03/10)
『MOE 10年2月号』(2009/12/28)
『読売新聞』(2009/07/25)
『MOE 09年8月号』(2009/07/06)
『産経新聞』(2009/06/07)
『中日新聞』(2009/06/03)
『東京新聞』(2009/06/02)
『ダ・ヴィンチ 09年6月号』(2009/05/10)
★しりあがり寿さんからのメッセージをご紹介します!★
ボクもフルチンで走りたい。
いやー、出来ちゃいました、絵本! 初めての絵本です。いつ
かは作りたいなー、なんて思ってたんだけど、できてみるとスナ
オなところ「ハズカシイ」! 元々はこれ、ソニー・マガジンズ
から出ていた『あの頃のこと』という映画にまつわる本の中に書
かせてもらった短編で、テーマはコドモ。その頃のボクは息子が3
歳になったばかりでもうコドモにクビッタケで、毎日毎日コドモ
が頭の中を「あはははは!」と大声をあげながら走り回ってるよ
うなカンジで、それがなんか楽しくて。そこらへんのキモチを書
きたいなーと思って書いたのが「コウキくんフルチンで走る」で
した。
なんて言うんだろう? 生きてること自体が奇跡っていうのか
な。コドモって、お金とか成功とかプライドとかそういうもの何
にもなくても、無から生まれて今そこに存在してることだけでホ
ントにそれが素晴らしいんだよね。それはボクにとって結構オド
ロキで、それまでの自分は世の中全部虚しいとか価値のあるもの
なんんて無いみたくネガティブにとらえることが多いイヤなヤツ
だったんだけど、「コドモが生きてる」ということだけは文句な
しに大切なことに思えて。そんな「生」に対するキモチをまっぱ
だかでどこまでも走るコドモに託して書いたんだよね。でもそれ
だけじゃなんか物足りなくて。出版社に「これ絵本にしません
か?」なんてビクビクしながら相談したら出してくれることにな
って、それから2年くらいたってやっと絵本ができました。
作ってる間は「絵が描けないー!」とかで大悩みだったけど、
今は別のことで悩んでます。それはこれをコドモに見せようか?
どうしようか、ということ。
うーん喜ぶかな? 嫌がるかな? こんなにトーサンはオマエ
のこと好きなんだってことが伝わるかな?いやいやそんなこと伝
えたら甘えるかな? すっかり成長して、ボクなんか死んだ後で
「オヤジって自分のこと、こんなふうに見てたんだ」なんてカン
ジで出会うのがいいかな?それまで隠しておけるかな?
全然話変わるけど、フルチンで走ってみたいなー。



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