4/21~6/3 「怪談えほん」シリーズ原画展、愛知県刈谷市にて開催
日本を代表する怪談文芸や会期幻想文学のプロフェッショナルたちが書き下ろした文章に、当代実力派画家が絵を描きビジュアル化した絵本シリーズ「怪談えほん<第一期>」の原画展が、2018年4月21日(土)より、愛知県刈谷市の刈谷市美術館にて開催されます。
人気作家5人と実力派画家がタッグを組んだ同シリーズは、子どものみならず、大人たちも恐怖に陥れました。
本展では、第一期にあたる、吉田尚令、宇野亞喜良、町田尚子、大畑いくの、軽部武宏が描いた原画をご紹介します。
また、同時開催として、刈谷市美術館コレクションの中から宇野亞喜良が3パターンで描き分けた『ぼくはへいたろう』の原画を集中展示します。江戸時代の《稲生物怪録》から、宇野にインスピレーションを与え、その制作の源となった稲垣足穂の著述等の世界観を比較展示し、ひとつの「怪談」物語をめぐる変容と享受のありようを見つめ、絵本制作の極意に迫ります。
◆怪談えほん 原画展 + 稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展
【会 期】2018年4月21日(土)~6月3日(日)
【会 場】刈谷市美術館 1階第1展示室・特別展示室(公式HP)
愛知県刈谷市住吉町4-5 TEL:0566-23-1636
【開館時間】9時~17時(入館は16時30分まで)
【入場料】一般900円(700円)/学生700円(500円)
・同時開催「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」と共通入場券
・中学生以下入場無料
・( )内は前売及び20名以上の団体料金。
・身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
◆怪談えほん 原画展 + 稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展 公式ページ
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