18年3月の新刊★ザ・ヘイト・ユー・ギヴ
ギャングが徘徊し、ドラッグが蔓延する黒人街で生まれ育った高校生の女の子スターは、10歳の時、友達が拳銃で撃たれるのを目撃していた。
その後、上流階級育ちの白人ばかりの高校に通っていたスターだったが、ある夜、またしても目の前で、幼馴染のカリルが警官に撃たれてしまう。しかし警察は、無抵抗のカリルを撃った白人警官の行為を正当化するため、カリルを極悪人に仕立て上げようとする。
カリルの声になることを誓ったスターは、カリルの汚名をそそぐ為、証人として法廷に立つことを決意する。
実際のアメリカでの事件や社会問題を強く想起させる、社会派ヤングアダルト小説。
- 2017年ボストングローブ・ホーンブック賞フィクション部門受賞
- 2017年全米図書賞ロングリスト
- ニューヨークタイムズ・ベストセラーランキング YA部門第1位
- アメリカ読書SNS「Goodreads」のGoodreads Choice Awards YAフィクショントップ
- 「アメリカで黒人の子供たちがたたき込まれる警官への接し方」(Newsweek日本版 コラム「渡辺由佳里 ベストセラーからアメリカを読む」2017.11.15)
★3月24日頃発売!
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ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ
私は立ち上がる。撃たれた友の声になる。