18年2月の新刊★わたしはヴァネッサと歩く

 

ヴァネッサという少女が転校してきました。
いつもひとりぼっちで居るヴァネッサのことが気にかかる主人公の少女。

 

 

ある日少女は、ヴァネッサが男の子にいじめられている所を目撃します。
このままでいいの?
でも何をしてあげたらいいのか、わかんないよ……。

 

 

悩んだ少女は、朝、思い切ってヴァネッサの家へ迎えに行きました。
大きなことはできないけれど、一緒に歩くことぐらいなら自分ひとりでもできるから。

 

 

この絵本には、文章がありません。
けれど絵本の中に込められたメッセージは、文字がなくとも絵から十分伝わって来ます。

「たとえ小さな勇気や行動でも、コミュニティ全体に影響し、みんなを動かすことができるんだ」
少女の勇気ある小さな行動は、やがて周りを動かします。

セリフや心情を自分なりに考え、自然と想像力を働かせる。
想像力とは、他者をいかに思いやれるかということ。
絵を読む傑作絵本です。

 

◆谷 花音さんより、コメントをいただきました。

普通の絵本には文章があるけれど、この絵本には文章が書かれていません。
描かれている絵の表情などを見て自分でセリフを考え、自分で物語を進めていくことが
できます。

この本を読んでみて私なりに感じたのは、いじめられる子もその周りの子もとてもつらいので、いじめなんて本当になくなればいいのになということです。でも、それは中学生の私が感じたことで、読む人の年齢が変われば、また違う物語に変わるのだと思います。

たとえば、5歳くらいの時に読んだら、かわいそうだなぐらいにしか感じなかったことが、8歳くらいになった時に読んでみると、相手の気持ちを考えられるようになり、色々なセリフが付けたされていく……そんな面白い本だと思いました。

みんな本当は助けてあげたいのに、勇気がないから目をそらしてしまう……。
もし身近でいじめが起こったら、私も物語の女の子のように勇気を出して友だちを助けられるような人、そしていじめをやめさせられるような人になりたいと改めて思いました。 イラストもとってもかわいくて、幼児から小学生まで、何度も何度も読みたくなる長く愛される絵本になると思います。
パパやママもぜひ一緒に読んでほしいです。

谷 花音


★2月8日頃発売!

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