4/18~6/21 妖怪えほん原画展 金沢・石川近代文学館にて開催

日本の風土の中に培われた「妖怪」に新しい姿を与えて立ち上がらせた「妖怪えほん」と、

人間の感情の中で最も原始的なものの一つである「恐怖」を描く「怪談えほん」。

平成25年・26年度にそれぞれ金沢の石川近代文学館にて原画展を行い、好評いただきましたが、

今回は「妖怪えほん」、「怪談えほん」各シリーズより、前回の展示ではご紹介できなかった新作の原画を、

全編にわたり展示いたします。

それぞれ違ったコンセプトのもと作られた二つの「怪」なる異色の絵本シリーズに触れてください。

 

◆妖怪・怪談えほん原画展「前期/妖怪えほん原画展」

【会 期】2015年4月18日(土)~6月21日(日) 9時~17時(入館は16時30分まで)

【会 場】石川近代文学館 2階企画展示室(石川四高記念文化交流館内)

〒920-0962 石川県金沢市広坂2-2-5 TEL:076-262-5464

【観覧料】一般:360円(290円)/大学生:290円(230円)

※高校生以下無料・常設展を含む
※( )内は20名以上の団体料金

【休館日】会期中無休

【展示作品】妖怪えほん『あずきとぎ』(町田尚子・絵)/『とうふこぞう』(石黒亜矢子・絵)/

『ことりぞ』(山科理絵・絵)

【お問合せ】公益財団法人石川近代文学館 TEL:076-262-5464

●「後期/怪談えほん原画展(6/25~8/23)」の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

 

◆トークイベント「妖怪えほん座談会」

妖怪えほん原画展開催を記念し、絵を担当された画家お三方と、シリーズ監修者である東雅夫氏、

そして作者である京極夏彦氏をお招きし、お話をうかがいます。

「妖怪えほん」シリーズ全五作品は、京極氏の妖怪観の下、それぞれに違ったテーマで紡がれ、

個性豊かな五人の画家の手によって肉付けされることで、多面的な妖怪の姿が描き出されています。

今回は、シリーズ製作に携わった五人にお集まりいただき、製作の裏話や、完結を迎えての思いなど、

様々なお話を語っていただきます。

 

【日 時】2015年5月30日(土)14時~16時(予定)

【会 場】石川四高記念文化交流館 多目的利用室

【定 員】70名
※要事前申込

【お申込】2015年5月1日(金)朝9時より、電話(TEL:076-262-5464)にて受付開始(先着順)

【参加費】無料

【出 演】
京極夏彦(小説家・「妖怪えほん」シリーズ作者)・東雅夫(文芸評論家・「妖怪えほん」シリーズ監修者)・
町田尚子(『あずきとぎ』画)・石黒亜矢子(『とうふこぞう』画)・山科理絵(『ことりぞ』画)

【主 催】公益財団法人石川近代文学館 TEL:076-262-5464

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