3/9~14 『希望の牧場』原画展、青山にて開催


 

震災による原発事故で、立ち入り禁止区域に指定された福島県の浪江町。
住民が避難した後もそこに留まり、牛たちの世話を続ける
牧場主の姿を描いた絵本『希望の牧場』の原画展が、
東京・北青山の「ギャラリーMAYA」にて開催されます。

放射能汚染によって「売り物」にならなくなった肉牛たちを
事故後も変わらず世話をし続け、エサをやる。

“売れない牛を生かしつづける。
 意味がないかな。バカみたいかな。
 いっぱい考えたよ。
 「オレ、牛飼いだからさ」”

それでも牧場主はそこに留まり、更には迷子になった牛や
飼い主に捨てられた牛たちを引き取り、世話をする。

おはなしを手がけた作家の森絵都先生は、自らこの牧場に趣き、
実際にそこで牧場の仕事を手伝いながらこの話を書きました。
吉田尚令先生が、原発事故後もそこで生きる牛たちと、その命を
守る為に今も懸命に働く人達の姿を描きます。

原画展では、『希望の牧場』の原画展示および、本展覧会用に描いた絵の展示をいたします。

◆吉田尚令展「希望の牧場」
【会 期】2015年3月9日(月)〜3月14日(土)
【会 場】ギャラリーハウスMAYA
     東京都港区北青山2-10-26
     TEL:03-3402-9849 FAX:03-3423-8622
【開館時間】11:30~19:00(土曜日は17:00まで)
【休廊日】日曜日


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