第7回 ジュニア冒険小説大賞 受賞作品

選考経過

大賞 「七番目はここにいる」如月かずさ
佳作 「ぼくらが大人になる日まで」深月ともみ
佳作 「夜猫夜話」天城れい

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大賞

ミステリアス・セブンス

ミステリアス・セブンスーー封印の七不思議」 如月かずさ

【受賞の言葉】
ギリシャ神話や古事記、魔法使いが登場する民話、昔話が大好きな子どもでした。図書館で借りたファンタジーに感動して、「私もこんな物語が書きたい」「読んだ人に感動してもらえたなら、どんなにすてきだろう」と書き始めたのは、小学校高学年のころのこと。あれから十二、三年。これまでの人生の半分以上を、私は物語を書いて過ごしてきたことになります。 そして今回、夢の第一歩をかなえることができ、嬉しい気持ちでいっぱいです。

選考委員の先生方、岩崎書店の皆様に、心より御礼申し上げます。 私の描いた物語で、読者の方々に、小中学生の私が感じたように心ふるえる楽しさを味わっていただけますように。また、そのような物語を書き続けていけるよう、精進してまいります。ありがとうございました。

〈略歴〉
1983年生まれ。南山大学人文学部日本文化学科にて王朝文学を専攻、卒業。在学中、2004年に「健友館珠玉の童話大賞」長編部門佳作、2005年「創栄出版賞」最終選考。2006年、第30回「子とともにゆう&ゆう児童文学賞」長編部門入選。愛知県在住。

佳作

 

「ぼくらが大人になる日まで」 深月ともみ

【受賞の言葉】
初めて物語を書いたのは、中学三年の頃。授業で出された創作の課題がきっかけでした。その時、作品を読んでもらえる喜びを知り、以来、創作に打ち込むようになりました。
お電話をいただいた時、その時の記憶が蘇ってきました。選考委員の先生方、編集部の皆様に作品を読んでいただけた上、素敵な賞まで頂き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟者ですが、「おもしろい」と言ってもらえる作品が描けるよう、精進したいと思います。ありがとうございました。

佳作

 

「夜猫夜話」 天城れい

【受賞の言葉】
物語を書き続けてきて良かったと、書くことの喜びを今ひしひしと感じています。作品を読んでくれる友人達が、私の支えであり、大きな原動力になってくれました。
自分の書いた作品が佳作受賞という形で評価していただけたことを、とても嬉しく思います。選考委員の先生方、編集部の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、より良い物語を書いていけるよう、精進したいと思います。本当に、ありがとうございました。

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