会社情報(岩崎書店からのメッセージ)

  読者のみなさんへ

 1945年、太平洋戦争が終わったその日、日本は焦土と化していました。

 これからこの国はどうなっていくのだろうか、これからなにをしたらよいのだろう。 誰もが立ち尽くし、考えました。

 そんなとき、岩崎書店の創業者であるわたしの父、岩崎徹太はこう考えたそうです。

「これからは民主主義の時代。新しい日本を築いていくのは子どもたちだ。そうだ、子どもたちに本を作り、たくさん読んでもらい、広い知識を持って新しい国を造ってもらおう」。

 それまでの岩崎書店は、社会科学書を中心とした専門書の出版社でしたが、このときから「子どもの本の岩崎書店」として新たなスタートをきったのです。

 まだまだ国全体が貧しかった頃には、本が高価であったので、子どもたちが等しく本を手にし、読めるようにと考えて、学校図書館向けの本を多く作りました。

 その後、家庭でも本が買えるようになると、宮沢賢治の童話集、滝平二郎絵の『モチモチの木』や『花さき山』、いわさきちひろの作品集など、子どもたちだけでなく、大人にも読み継がれるようなベストセラーが、次々と生まれてきました。

 豊かな国となったいま、子どもたちにはやることがたくさんあり、本を読む時間が無くなってきたといわれています。でも本を読むことは、学校の全ての学習の基礎であり、さらにはよりよい人間になるために大切なことだと思っています。また、それが日本の、世界の平和につながっていくと信じています。

 ですから、岩崎書店は、本好きな子どもはもちろん、いまはあまり本が好きでない子どもたちに向けても本を作るようにしています。

 2002年、本をあまり読まない男の子たちのために、表紙がキラキラ光り、お話もテンポよく進む『デルトラ・クエスト』 を作りました。シリーズ累計470万部を超えるこのベストセラーへは、「はじめて、本が面白くて夢中になった」、「ゲームより面白い!」という子どもたちの声、「“ご飯ですよ!”と呼んでも来なかった」とのお母さまの声など、多くの感想が寄せられました。この本で本好きな子どもたちが増えたと思っています。

 “本屋さんに行けば面白い物がある”とのテーマで、『ドキドキちょうしんきセット』『ポップアップ絵本』『ミニしかけ絵本』『おばけのパズル』など、子どもたちに、本に親しみ興味を持ってもらおうとする本も出版しています。

 現代の子どもたちに本格的な怖い物語を届けたいと企画した「怪談えほん」シリーズでは、日本を代表するベストセラー作家と実力派画家が集結。大反響を呼び、怖い絵本ブームを巻き起こしました。

 また、岩崎書店が力を入れている出版テーマに、「平和」「学習障害」「理科・科学」があります。「平和」の尊さを訴える『戦火のなかの子どもたち』、「学習障害」の子とその親をサポートする『怠けてなんかない!』、「理科・科学」の楽しさを伝える本「絵本図鑑」シリーズ、「ちしきのぽけっと」シリーズなどを、世に送り出してきました。

 さらに、最近は海外の優良な絵本を中心として翻訳本の出版も活発になり、我社の特徴の一つになってきています。

 どんな時代になっても、子どもたちが瞳を輝かせ、喜んでくれる本を出版することが私たちの使命であると考えています。子どもたちが本に親しみ、心から笑い、感動し涙を流す。その光景の未来には、平和で自由な社会が必ず存在すると信じています。

株式会社 岩崎書店 代表取締役 岩﨑弘明

 

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