1本の線は、ぴょーんとはずんで、がががががのあとに、ちゅるんとまわる。
カラフルな線たちは、ふにゃっと集合、きゅきゅきゅと遊び、最後にぱっとまあるい花を咲かせます。
0歳の赤ちゃんは、1本の線の形を見つめながら、音とことばを感じています。
イメージとことばの”結びつき”、赤ちゃんの目線で作られた、新感覚の赤ちゃん絵本です。
「ことばへの橋わたしの絵本です」
ぴょーん、ふにゃふにゃ、ちゅるん……絵本は「せん」と「せん」をつなぐ「音」で作られています。
「せん」を見る視覚と「音」を聞く聴覚、この感覚どうしの”結びつき”は、生まれたばかりの赤ちゃんをもひきつけます。
また、この”結びつき”を何度もくり返し耳と目で経験することによって、ことばの獲得への一歩へと進みます。こうした脳の発達は、最近の赤ちゃんの研究からわかりました。
赤ちゃん世界からことばへの一歩を踏み出す、新しい絵本の可能性を体験してみてください。
中央大学文学部心理学研究室 日本赤ちゃん学会 山口真美教授より